話題の2.5W簡易無線登録局を使ってみた

GWも終わり、もうみなさんお仕事モードでしょうか?

連休中は魚釣り三昧で、ペースを戻すのと車の臭い消しで一苦労なMです。

おかげさまで40cmUPのブラックバスと時期外れのカマスをルアーでゲットしてホクホクです( ´ ▽ ` )ノ

ああ、無線機以外にも釣り竿とか売りたいぜ。YAMAGA Blanks は同級生なのにw

さて、話を無線に戻しますが、今回はかなり真面目に役立つ情報です。

連休前からしばらくモトローラの新型2.5Wデジ簡GDR4200をテストしてみました。

特に「レンタルで使えるのか?」「市街地や建物で使えるのか?」を中心に調べてみましたので、何かの参考になれば幸いです。

※あくまでも弊社実測値です。本当に検討するときはデモ機の使用をお勧めします。

この記事の目次

市街地において

弊社が熊本の市街地のど真ん中にありますので、ビル影やアーケードなどにインカム付けて怪しく徘徊してきました。

なお、比較対象としてデジ簡5W登録局のSTANDARD VXD20と、デジ簡5W免許局のMiT7000を同時に使ってみてます。

結果としては、ほとんど遜色ありません!!!

微妙にノイジーになる場所があるかな、ってくらいです。

これは市街地の駐車場とか広めのイベント会場だとほとんど気にならない程度ではないかと思います。

建物内において

先日、熊本の某T百貨店10Fにおいて展示会を行いましたが、その際に会場の10Fから順番に下りて行きテストしました。

すると、、、なんと2Fくらいまではほぼ5Wと同様にバッチリ送受信できてました。

結構スゲーな。

そして、1Fフロアのど真ん中あたり(エスカレーターや入り口などから一番遠い)からちょっと電波が悪くなりだして、B1Fのフロア中心は結構厳しかったです。テストしていた弊社の社員が『ピロシキ超えるとダメです!ピロシキが境界です!』という、全く意味不明なことを連呼していましたが、我々にはさっぱりわかりませんでしたwww

もう少し考えて実況しろや!

しかしそのピロシキラインは、5W機もあまり変わらないレベルでした。これは登録局・免許局共通して同様です。

そして最後のB2F。ここは、ある特定の場所だけ少し入る感じでしたね。

ということで、地上1F〜10Fくらいまでは、建物の状況にもよりますが結構使えることが判明しました。

ユーザー様から頂いた情報

そしてここで驚愕のユーザー情報が。

なんと、熊本市の某高層ビルで、5W、2.5Wともに1F〜25Fまで通じたそうです!

比較すると、5Wの方がちょっと感度がいい、程度だったそうです。

なんてこったい。

しかも、別のユーザーさんからは「熊本の新商業ビルCOCOSAのオープン前に使ったけど、全館入ったよー」とのこと。

まだ什器などの搬入も途中で人もまばらだったと思いますが、2.5Wでもそこそこいけそうですね。

デジ簡2.5W機の特徴

【5W機との比較】

①電波の飛距離

タウンユースでは飛距離ほとんど変わらないようです。もしだだっ広い障害物の無い場所で飛距離だけ検証すると差が出るかもしれませんが、通常は気にならないレベルだというのがわかりました。

②価格

本体価格は圧倒的に5Wが安いです(1W級)。ただしネックはイヤホンマイクがそこそこ高いこと。それでもアイコムのDPR6よりはイヤホンマイクは安いです。(DPR6は特別にイヤホンマイクが高い!!)

③大きさ、取り回し

非常にコンパクトで軽いです。5W機と比べると「軽ッ!」てなります。

【1W機との比較】

①電波の飛距離

飛距離そこそこ変わります。特に上下階が1Wより確実につながりやすいです。

②価格

本体価格は1Wとあまり変わりません。イヤホンマイクの価格に目をつぶれば、ってとこです。ただし、各メーカーの1W機はイヤホンマイクが安いので、トータルコストで言えば1W機に分がありますね。

③大きさ、取り回し

これは完全に1W機と同じレベルだと思ってもらって大丈夫です。

さて、つらつらと2.5Wデジ簡『MOTOROLA GDR4200』について書いてみましたがいかがだったでしょうか?

今後の検討材料にしていただければ幸いです。

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